笛吹きたち会員

第40回青山フルートインスティテュート発表会


テーマ「よんじゅう」


副読本文学賞

徳植俊之さんが授与されました。(副読本をご覧ください)

「笛吹きたち」40号文学賞

第1席、小野宏子さん、第2席は植竹里奈さん、第3席は中村和正様が授与されました。

「石の上」賞

藤崎孝美さんが授与されました。

伴奏「石の上賞」

塩入加奈子さんが授与されました


第1席

第一席
小野 宏子様
あなたの「星に願いを」は笛吹きたち四十号の文学賞第一席に選ばれました。
あの日から早、半年が過ぎました。あなたは笛吹きたちのお弟子さんの中で一番震源地の近くにいた人です。そして一番影響を受けた人です。その時の体験記を文章に表すには時間が必要だったでしょうが出版ぎりぎりの最終投稿に間に合いました。
この地震はあなたの運命を変えました。予定していたトーケ先生との演奏会のキャンセル。これから演奏活動、教室活動に踏み出そうとしていた矢先のことです。自失呆然の境地だったに違いありません。
そんな中でもあなたはフルートで被災者の慰問活動を続けたのです。これは新聞にもそのニュースが流れご存知の方も多いと思います。そして、この機会に考えてもいなかった再度の三ヶ月の短期留学が行われたのです。
その三ヶ月の留学を終え今朝成田に着きました。
あなたの運命を変えた三・一一。人生「塞翁が馬」と言います。----わからない人は書店に走って下さい。
あなたの「星に願いを」はきっと天に届くはずです。
よってここに賞します。

平成二十三年九月十七日
笛吹きたちの会
師匠こと 石原 利矩


第2席

笛吹きたち四十号文学賞 第二席
植竹 里奈様
あなたの「コンクールノススメ」は笛吹きたち文学賞第二席に輝きました。音大卒業生で文学賞を取る人はなかなか少ないのです。どうして取れたのでしょうか。
「人は見かけによらない」と言います。あなたがこんなにも長く、こんなにも克明に、こんなにも緻密に文章が書ける人だとは誰しも想像がつかなかったことでしょう。これを読んだ師匠も内心「う〜ん、なかなかやるじゃん」と評していました。
いずれ「コンクールジュショウノススメ」を読みたいものです。
よってここに賞します。

平成二十三年九月十七日
笛吹きたちの会
師匠こと 石原 利矩


第3席
笛吹きたち四十号文学賞 第三席
中村 和正様

中村君の「誰でも簡単!今日から始められる!!奇跡のフルートダイエット!!!」は笛吹き文学賞第三席に選ばれました。
一見怖そうなお兄さんに見える風貌と提出される原稿がどうしても結びつかないのが中村君の文章です。
あの素っ頓狂のユーモアはどこから出てくるのでしょうか。中村君が大笑いしているのを師匠は見たことがありません。大体「うふふふ、うふふふ」と口の中で笑うのです。きっとこんな笑い声を出しながら原稿を書いているのでしょう。「まじ寝」など意表を突く言葉もあり、人を笑いに誘う構成力も見事です。
そうそう、この文章の通りに試した結果十キロも痩せたお弟子さんが------いたか、どうかはまだ報告がないので何とも言えませんが、途中で笑い出してそのため痩せた人がいたかも知れませんね。それが中村君の本当の意図したところではないかとも思えるのですが。
こんな文章を書く中村君のファンは沢山いるのです。これからも諧謔の筆の冴えを磨かれることを楽しみにしています。
よってここに賞します。

平成二十三年九月十七日
笛吹きたちの会
師匠こと 石原 利矩


石の上賞

石の上賞
藤崎 孝美様
靑山にレッスンに通われて十年が経ちました。そもそもフルートを始められたきっかけはハガキ一枚が原因でした。幼虫時代の青葉台、さなぎ時代の靑山時代、そして今、十年目を迎え羽を広げて大空に飛び立つ時となりました。さなぎ時代には山本喜子さんと二人三脚のレッスンでした。進歩が早くなるようにと願いを込めて「ヴィヴァーチェ」と命名した二人のクラス名。ところが今年の二月、山本さんはご主人の仕事の関係であなたを一人置いて中国に行ってしまいました。さあ、大変。今まで一緒に吹いていたエチュードも山本さんの影に隠れることができなくなりました。師匠の厳しさは二倍になりました。しかし、あなたは果敢にもそれに耐え、今や新しいレッスン形態に慣れますます前進されようとしています。グループレッスンから生まれた新星です。
今後の活躍を期待しています。
よってここに賞します。

平成二十三年九月十七日
笛吹きたちの会
師匠こと 石原 利矩


伴奏「石の上賞 」

伴奏「石の上賞」
塩入 加奈子様
伴奏「石の上賞」とはフルートのお弟子さんのみならず、伴奏を十年お付き合いしてくださったピアニストに感謝を込めて「笛吹きたちの会」からお贈りする賞です。大学を卒業してから早?年。よくぞ笛吹きたちに貢献してくださいました。
発表会の前になると加奈子さんの口数も少なくなり、目の色が変わってくるのです。本番の前になると徹夜もするそうです。そんな彼女を師匠はいつも冷やかします。「泥縄ピアニスト」と。---「泥縄」がわからない人は今すぐ本屋に走って下さい。
もう一つの特技は「笑ってごまかす」ではなく「笑って周りを楽しくしてくれる」ことです。少しぐらいのミスは笑っているうちに忘れさせてしまうのです。そんな明るくてやさしいピアニストなので頼りにしているお弟子さんも多いのです。
急激な練習による腱鞘炎に注意して、これからも「笛吹きたちの会」のご愛顧よろしくお願いいたします。

平成二十三年九月十七日
笛吹きたちの会
師匠こと 石原 利矩